地震で損失した教科書など 熊本市教委が現物支給

熊本地震の影響で、熊本市内に通う小・中・高校生の教科書約2500冊が紛失・損傷した。こうした現状を受けて、市は関連経費として今度補正予算に2500万円を計上した。災害救助法に基づき、教科書などが現物支給される。

市教委によると、学校を通じて、「半壊」以上の家屋被害が認定された罹災証明書を添付すれば、学用品が支給される。

具体的には、紛失・損傷した▽教科書▽学校が指定した問題集▽筆記用具▽体操着▽楽器――など。教科書や問題集は無償提供される。これ以外の学用品については、小学校4300円以内、中学校4600円以内、高校5千円以内と上限額が決まっている。

申請予定者は、自宅全壊の児童生徒850人、半壊同1400人を見込んでいる。

市教委担当者は「罹災証明手続きが遅れているところもあるので、申請は随時受け付けている」と話す。

市教委は、平成24年に起きた九州北部豪雨でも、全壊や床上浸水した家屋の児童生徒50人を対象に、教科書や学用品を支給している。

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