各校が教育アイデアを提案 ふるさとひょうご寄付金で

兵庫県教委はふるさと納税を生かし、県立学校の教育環境充実や部活動支援などを実現する「ふるさとひょうご寄付金」の取り組みを進めている。この寄付金をすでに活用した高校、今後の活用プランを示している高校の状況は――。

寄付金を活用した14の取り組みのうち、「県立学校環境充実応援プロジェクト」では、長田高校が、今春の第88回選抜高校野球大会に出場する際に、帽子やウインドブレーカーなどの応援グッズの調達を行った。

同プロジェクトには、現在、ほぼ全ての県立高校、特別支援学校にあたる159校が参画。学校独自の教育環境整備や部活動充実策などのアイデアを提案しながら、ふるさと納税を通した応援者を募っている。

明石城西高校は、普通教室に最先端ICT機器を設置し、iPadを生かした特色ある授業を進める「ICT近未来教室」の創設をアピール。そのために短焦点プロジェクターなどの機器購入を寄付金で賄いたいとしている。また県内唯一の「吟剣詩舞部」のさらなるレベルアップのため、寄付金を外部講師活用などへの謝金や活動用具購入に生かしたいとの思いを話す。

姫路特別支援学校は、校訓「自分のことは自分でしよう」を踏まえ、子どもが自己実現に向けて、自ら努力する意欲を培う教育活動を一層充実したいと強調。視覚を通じて情報入手する学びの環境を高めるために、寄付金を映像機器整備に充てたいと訴えている。

阪神昆陽高校は、校内に学習支援センター「寺KOYA」を設けたいと提案。同センターでは、大学生講師などの力も得て生徒にマンツーマンの学習支援を行う予定。同校教員や生徒が地域の小学生に理科実験や本の読み聞かせなどを行う学びの場づくりにもつなげたいと構想を示している。

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