情報モラル教育で動画教材と手引書 保護者向けにも

文科省作成の教材
文科省作成の教材

文科省はこのほど、学校での情報モラル教育を推進するための児童生徒向け動画教材と指導の手引書を作成した。ICTを適切に活用し、情報社会を安全・安心に生き抜く能力や態度を育成するのがねらい。あわせて、保護者用の啓発資料として、動画教材、スライド教材、パンフレットも公表した。

教材タイトルは「情報化社会の新たな問題を考えるための教材~安全なインターネットの使い方を考える~」。5つの課題として、(1)ネット依存(2)詐欺や不正請求の被害(3)SNS等でのトラブル(4)パスワード等の情報セキュリティ(5)相手や状況に応じたコミュニケーション――を軸に構成されている。

動画教材は、小学校5年生から中学校1年生向けが「ネットゲームに夢中になると…」「軽い気持ちのID交換から…」など、児童生徒にとって身近なトピック中心。中学校2年生から高校3年生向けは「写真や動画が流出する怖さを知ろう」「大切な情報を守るために」など、ICT活用のリスクや責任に着目した内容となっている。

手引書には、授業ですぐに活用できるよう、指導案、板書、ワークシートの例を収載している。

保護者用の啓発教材は「保護者のための情報モラル教室 話し合っていますか? 家庭のルール」。家庭の日常を描いたドラマを題材に、家庭内でのスマホのルール作成や親子のコミュニケーションについて検討する。スライドの内容をまとめたパンフレットや講義ガイドも作成。家庭教育やPTAの研修会での活用が期待される。

文科省は、教材を都道府県・市区町村教委に配布。同省サイトにも掲載されている。動画教材は後日掲載予定。

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