放課後こどもクラブを週5日に拡充 学習やそろばん等

千葉県南房総市は今年度から、放課後こどもクラブを週5日行っている。昨年度からスタートした5、6年生の全児童を対象とした同クラブは、これまで週1日だった。今年度はこれを大幅に拡充した。

同クラブは、小学校1年生から4年生までを対象とした学童保育と同様に、5、6年生に安心・安全な放課後の居場所を確保し、多様な活動や学習ができる環境を提供するために設けられた。学習塾、そろばん、書道などの講座が開設されている。

同市では、多くの児童が参加できるように、「保護者の就業の有無を問わず、活動は午後6時までとする」「月謝の支払いに、市の塾利用助成券を利用できる」「地元の塾やお稽古ごとの先生など地域の人材を活用する」など、利用者の実情に配慮した取り組みを行っている。

講座は、同市の全ての市立小学校で行われており、各学校1回1時間。講座の前には、子どもたちが宿題や自主学習に取り組むこともできる。

また同市立三芳小学校では、今年度からの拡充に先駆けて、昨年9月から週5日の実施を行っている。同校が今年2月、対象の児童や保護者に行ったアンケートによると、「算数の授業で分からなかったことが分かるようになった」「家庭での勉強も進んでするようになった」との声があるった。その一方で、「寝る時間が遅くなった」「疲れが取れにくいようだ」といった声も見られた。

同クラブは、行政だけでなく、PTAを中心に構成された委員会によって運営。同市では、今後もニーズにあった活動メニューや指導者を選定するなど、内容の充実を図るとしている。

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