新有権者に「選挙パスポート」 生涯投票歴を記録

山口県宇部市の選挙パスポート(同市サイトから)
山口県宇部市の選挙パスポート(同市サイトから)

山口県宇部市は、7月10日の第24回参院選から、満18歳選挙権が行使されるのを受けて、新有権者に「選挙パスポート」を送付する。6月20日ごろをめどに、市内の新有権者およそ3500人に発送される。

このパスポートは、いわばスタンプ帳。同市は昨年1月の成人式以降に、新成人を対象に配布していた。選挙権年齢引き下げに伴い、同パスポートを、新有権者を対象に配るのを決めた。

投票するたびに、投票所で、通常のパスポート(旅券)と同じ大きさのこの選挙パスポートにスタンプを押し、自らの生涯投票歴を記録できる。人生80年でおよそ100回、選挙ができる見積もりから、スタンプは100個押せる。スタンプは、国政選挙と地方自治体選挙の別、投票日、選管名を刻印する。

同市の投票率は、若年選挙層の低投票率によって、低率で推移している。その状況を改善するために、このパスポートで新有権者に政治参加への興味を持ってもらい、投票行動へと結び付けたい考えだ。

選挙パスポートは、岐阜県関市が平成25年から、全国に先駆けて、成人式で全参加者に配布。同市でも18歳選挙に合わせて、配布年齢を引き下げた。

また愛知県犬山市でもこの6月から配布を始めている。

選挙に際して関市では、これらの自治体からの転入者の選挙パスポートへの押印も受け付けるという。

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