都教委「チーム学校」で初会合 専門人材活用で議論

さまざま意見が交わされた初会合
さまざま意見が交わされた初会合

中教審が示した答申「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」を受けて、都教委は6月17日、有識者会議の初会合を開いた。教員の多忙化解消を目指して、スクールカウンセラー(SC)やスクールソーシャルワーカー(SSW)などの外部人材の効率的な活用方法の方向性を示す。

「東京都におけるチームとしての学校の在り方検討委員会」はこの日の会合で、▽学校の教育体制のマネジメント▽教員専門性を発揮するための専門人材の活用方法▽学校と地域の連携――について意見を交わした。

自由討論では「校長、副校長、主幹、主任などの管理職を中心としてチームとしての学校が機能するように見直していく」と指摘する委員がいた。

チーム学校を推進するポイントとして「執行部体制をどう構築するか」「学校事務職の在り方の検討の余地もあるのでは」との意見が示された。

また教員自身の業務内容見直しができるように「論点を明確にするべきではないか」との提案もあった。

SCやSSWなどの専門人材の活用については「現状の体制で専門人材を活用すれば、副校長の業務がこれまで以上に多忙化してしまうのではないか」と懸念する意見もあった。

コミュニティ・スクール(CS)の設置が学校の負担増につながるのでは、との危惧については現役の教育長が「CSの取り組みは、学校の負担軽減にもつながる。信頼をベースとした物理的精神的な負担軽減につながっている」と語った。

同会議は、有識者からのヒアリングなどを行い、年内には最終報告書を出す見込みだ。

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