学校支援ボランティア連絡協議会を設立 学生自ら運営

岡山県岡山市教委が、「岡山市学校支援ボランティア連絡協議会」を設立した。学校支援ボランティアについて意見を交換し、活発な活動を推進するのがねらい。同協議会は、関係する大学、専門学校、学生、市PTA協議会、学校園の代表者からなる。

同市では、市立幼・小・中・高校、認定こども園で、地域の人々や保護者からなる「学校支援ボランティア」が活動している。初回の同協議会では「学校支援ボランティア」の中でも、大学生と専門学生による学生ボランティアの展開と支援について話し合われた。

これまでは、市教委がボランティアに登録した学生に直接依頼し、授業や保育の補助、花植え、清掃、登下校時の見守りなど、学校園の依頼に応じた支援を実施していた。

だがこの方法では、同市の課題である「学力向上」や「問題行動および不登校の防止」への取り組みが少なく、教員の負担軽減の効果が少ない。

またボランティアの中には、やる気の低い学生が存在するなどの課題が見られた。

そこで、「新しい学生ボランティア」として、大学側がボランティア活動を行う学生のグループ化を支援し、学生自ら運営する学生グループを設置。

この際、市教委が定めたモデル校を支援する学生同士がグループを構成するなどで工夫を凝らし、「任された活動を企画・準備する」「支援にいけなくなった学生の代わりを探す」など、学生が主体的に動けるようにした。

また市教委側は、学校園と支援内容を協議し、学力向上や、問題行動と不登校の防止に向けた取り組みを中心に、学生グループに依頼。学生グループ同士の交流会の実施や有益な活動事例の共有なども行う。

市教委によると、この「新しい学生ボランティア」によって、「状況を知っている同じ学生が続けて来るため、特別な支援を必要とする子どもが落ち着く」「教員の負担軽減につながる」「学生自ら企画・運営するとともに、学生ボランティア同士がつながることで、教育に対する意識が向上する」などの効果が期待されるとしている。

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