教育課程企画特別部会 外国語の学習内容など検討

各部会などのとりまとめ案について議論した
各部会などのとりまとめ案について議論した

中教審初中教育分科会教育課程部会は6月28日、教育課程企画特別部会の第17回会合を開いた。

学習指導要領改訂に向け、各部会や各ワーキンググループ(WG)、各特別チームなどでまとめられた案について議論した。

外国語学習の目標として、「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」の4技能を活用して思考したり表現したりするとされていた。

外国語WGでは「聞くこと」「読むこと」「話すこと(やりとり:interaction)」「話すこと(発表:production)」「書くこと」の5領域ごとに、小学校中学年段階から児童生徒の発達段階に応じて、「知識・技能」と「思考力・判断力・表現力」を明確にした上で、統合的に設定するとされた。

さらに、これら複数を組み合わせて効果的に活用する言語活動をより重視した目標を設定する。

これに関して吉田研作上智大学特任教授は「『やりとり』を通して技能が備わっていく。これを強調していく必要があるのでは」と述べた。

総則・評価特別部会、小学校部会、中学校部会、高校部会で議論された案をまとめた取りまとめでは、学校段階間の接続について記述されている。

小学校教育では、幼児期に総合的に育まれた「見方や考え方」や資質・能力を、各教科等の特質に応じた学びにつなげていくことが求められている。小学校低学年のスタート・カリキュラムを中心とした学習と中学年以降の学習の接続との観点からのカリキュラム・マネジメントの視点も重要とされた。

義務教育9年間を通じて、子どもたちに必要な資質・能力を育むため、小・中学校間の連携も図るべきとの提示も。中・高校の接続や高大接続に関しての記述もされている。

これについて委員からは「各WGで検討されているとりまとめの中にも、学校段階の接続に関して詳しく記述していく必要があるのでは」との意見が出た。

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