児童生徒に統計的見方と考え方を出前授業で 滋賀県

滋賀県は今年度から、統計教育の充実を図るため、県内の小・中学生などに「統計出前授業」を実施している。6月21日と23日には、第3回目となる授業が、小学校5年生を対象に実施された。

この出前は、統計データの理解と活用力の向上、情報発信を目的に、「しが統計アクション事業(STAT)」として行われている。

現代社会には、統計に関する情報があふれている。これらを正しく理解し、生活の中で生かすためには、統計的なものの見方や考え方を子どものころから育むのが重要。こうした考えの下に、教員資格を持った統計教育嘱託員が、学校などに出向いて授業する。

対象は、県内の小学校、中学校、特別支援学校の児童生徒。算数・数学や社会、理科、総合的な学習の中で、30~45分程度使い、授業を行う。県と各市町のデータを、パワーポイント使用してグラフやクイズ形式で示すほか、実際に人口ピラミッドを作成するなど、内容は、学校と相談して決定する。

大津市立伊香立中学校で5月18日に、2・3年生を対象に行われた授業では、「データから生活リズムを見つめなおす」がテーマ。総務省統計局による社会生活基本調査の結果を基に、睡眠時間や自由時間について、全国と滋賀県中学生の平均、同校平均とを比較し、課題などを探った。

出前授業のほかに、教員を対象とした統計データ活用の出前講座も実施する。

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