家族とよく話す子ほど 金銭の使い方が計画的

金融広報中央委員会はこのほど、「第3回子どものくらしとお金に関する調査」の結果を公表した。家族と会話をする頻度が高い中・高校生は、金銭の使い方が計画的である傾向がみられた。

調査は、全国290校の小・中・高校生を対象に、学校を通して自記式・無記名で実施。5万149人から回答を得た。期間は昨年12月から今年3月まで。学校における金融教育を支援する活動の参考とするのがねらい。

調査項目は、金銭の使い方や管理実態のほか、金銭に関する意識や行動の在り方、金融経済に関する知識を尋ねる内容。

このうち、意識について「お金をたくさん貯めたい」とした児童生徒は7割から9割で、学年が上がるほど高かった。「お金はコツコツ働いて貯めるもの」には、中学生の79.9%、高校生の73.4%が「そう思う」と回答。「お金よりも大事なものがある」とした中学生は79.3%、高校生は70.9%だった。

行動面では、家族との会話の頻度が高い生徒ほど、おこづかいは計画を立てて使うなど、堅実な傾向がみられた。特に、高価なものを買う際は価格や性能を調べるとした生徒の割合は「家族と毎日話をする」と答えた者では7割以上だったが、「一度も話したことがない」とした者では5割程度だった。

金融経済の知識や金融用語の理解度は「保険」「消費税」など比較的身近な知識は正答率が6割から8割台でおおむね理解されていた。だが、▽金利▽契約▽クレジットカード▽利子▽インフレ▽デフレなどの正答率は1割から4割台だった。

調査結果の詳細は、金融広報中央委員会サイトで閲覧できる。

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