総則に教育課程編成の一般方針など 教員意識束ねる

最終を迎えた総則・評価特別部会
最終を迎えた総則・評価特別部会

中教審初中教育分科会教育課程部会は金融庁で7月7日、総則・評価特別部会の第10回会合を開いた。同部会の議論は最終となった。

事務局からは、これまで同部会や、小・中・高校の各部会で議論されてきた案の取りまとめが示された。

小学校には外国語教育の改善充実、中学校には部活動についての記述が設けられた。

高校には数学・理科の探究的科目として「理数探究基礎(仮称)」「理数探究(仮称)」が新たに設けられた。高校の総合的な学習の時間は「総合的な探究の時間(仮称)」に改めるとしている。

また小・中・高校の総則改善のイメージとして、たたき台案も提示された。

総則には、▽教育課程編成の一般方針▽内容の取り扱いに関する共通的事項▽授業時数の取り扱い▽教育課程の編成・実施に当たって配慮すべき事項――などがまとめられている。

これまでの総則には、留意事項などが記述されているだけだった。

だが、教育課程を軸に、全ての教職員の意識を束ねて一本化し、効果的な取り組みの充実を図るのが大切とされた。

これを受けて同部会では、内容改善に向け、議論を重ねてきた。

文科省の担当者は「カリキュラム・マネジメントを全体でどう見つめていくのか、教員同士で共有できるような内容にしたい」と話す。

委員からは「学校関係者だけではなく、地域の人たちにも分かりやすい内容を」との声が聞かれた。

これまで出された案は、主査を務める千葉大学教育学部の天笠茂教授と事務局とで文言等修正を行い、まとめていく方向で、委員から了承を得た。

取りまとめられた案は教育課程企画特別部会で議論される。

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