「音声教材」の普及に向け 全国5カ所で推進会議

文科省は「平成28年度音声教材普及推進会議」を9月から10月にかけて、全国5カ所で開催する。発達障害等により、文字や図形の認識が困難な児童生徒に向けた音声教材の存在を周知し、導入を推進するのがねらい。

音声教材とは、通常の検定教科書等で一般に使用される文字や図形を認識するのが困難な児童生徒に向けた教材。パソコンやタブレット端末等を活用して学習するものを指す。現在、文科省の委託を受けた3団体が無償で提供している。

同会議の参加対象は、各都道府県・市町村教委の教科用図書等の担当者や学校の教員。音声教材の製作団体による報告や、活用事例の発表が予定されている。音声教材の体験コーナーも設けられる。

開催日と開催場所は――。▽9月2日=文科省▽12日=仙台市の仙都会館▽14日=愛知県の県産業労働センター▽30日=岡山県の県医師会会議室▽10月3日=福岡市の福岡商工会議所。

参加申し込みは、各都道府県教委の教科用図書担当者が取りまとめて提出。対象者以外の傍聴も受け付ける。希望者は各都道府県教委へ問い合わせる。

現在、提供されている音声教材についての詳細は、各団体のホームページに。

日本障害者リハビリテーション協会「マルチメディアデイジー教科書」

東京大学先端科学技術研究センター「Access Reading」

NPO法人エッジ「音声教材BEAM」

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