首相が給付型奨学金を来年度に 馳文科相は「実現を」

給付型奨学金や参院選挙について言及する馳文科相
給付型奨学金や参院選挙について言及する馳文科相

参院選翌日の会見で安倍晋三首相が「給付型奨学金の予算を来年度にも盛り込む」と発言。これについて馳浩文科相は7月12日の閣議後会見で、「なんとしても実現させたい」と強調した。このほか参院選の18歳、19歳の投票率についても言及した。

馳文科相は給付型に関して「総理が『平成29年度の予算編成で』と具体的に述べた点に意味がある」と強調。「来年度からスタートするとの選択肢をより一層進めないといけない」と語った。

文科省は既に、給付型に関する有識者会議を立ち上げ、年内には具体的な制度設計を示す見込みだ。

また「18歳以上」によって行われた参院選にも言及。高校などで主権者教育を受ける機会の多い18歳と、大学生や社会人が多い19歳で、投票率に大きな差があった。これについて馳文科相は「大学進学などで親元を離れ、住民票を移さず投票に行かない19歳が多いのではないか」と指摘。

総務省の発表によると、このたびの参院選での投票率は、18歳で51.17%、19歳では39.66%。両者の間には11.51ポイントもの開きがあった。この両年齢を合わせた平均投票率は45.45%。

調査は、47都道府県それぞれから、おおむね4投票区を抽出し、18歳と19歳の投票率を調査。抽出された有権者数は計1万1480人で、当日有権者数の0.01%に当たる。

関連記事