昨年度埼玉県の体罰39件 小中で減、特支と高校で増

埼玉県教委はこのほど、さいたま市を除く県内全公立小・中・高校、特別支援学校での、昨年度の体罰実態把握調査結果を明らかにした。それによると、発生件数は39件。26年度と比べて19件増加した。

体罰発生を学校種ごとに見ると、小学校で7件、中学校で5件、高校で23件、特別支援学校で4件。26年度は小学校で2件、中学校で11件、高校で6件、特別支援学校で1件だった。

体罰を行った教職員数は、小学校で1人、中学校で4人、高校で10人、特別支援学校で4人。前年度には、小学校で2人、中学校で4人、高校で6人、特別支援学校で1人で、昨年度は6人増えていた。

体罰の起きた場面は、小学校では授業中が4件、放課後が3件。中学校では授業中が1件、放課後が1件。高校では部活動が11件、放課後が8件など。特別支援学校が授業中で3件だった。

体罰の起きた場所は、小学校では特別教室が4件、教室が2件など。中学校では教室が1件、特別教室が1件など。高校では運動場や体育館が10件、廊下や階段が5件など。特別支援学校では教室が3件、廊下や階段が1件。

体罰の態様は、小学校で「素手でたたく」が4件、「蹴る」が3件。中学校では「素手でたたく」が3件、「体を強く押す」が1件。高校では「素手でたたく」が15件、「蹴る」が4件など。特別支援学校では「素手でたたく」が2件、「体を強く押す」が1件など。

調査では、各校の児童生徒、保護者、教職員にそれぞれアンケートを行い、きめ細かな実態把握を図った。

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