学校給食献立78がレシピ本に 家庭向けにアレンジ

一般書籍として発行された学校給食メニュー本
一般書籍として発行された学校給食メニュー本

学校給食のおいしいメニューを家庭でも――。東京都杉並区教委監修の『おうちで食べたい給食ごはん』(イーストプレス刊)が、このほど発行された。インターネット上の料理レシピサイトから生まれた。

同区立小・中学校の給食を家庭でも再現できるよう、78の献立とレシピを写真入りで掲載。収載された献立は、児童生徒に人気のあるものから厳選された。各校の学校栄養士などが参画する書籍作成委員会の協議を経て完成。料理研究家が、家庭で作りやすいように、食材の分量や調理法をアレンジした内容となっている。

カレーや洋食献立による「5つの人気給食セットメニュー」を筆頭に、▽魚▽肉▽野菜▽豆腐、卵――のおかずと、▽ごはん、麺、パン▽スープ、汁もの▽デザートが盛り込まれている。

「おいしい給食の秘密」と題したページも掲載。献立クイズやお便り発行など、学校の創意あふれる食育と栄養士、調理士の調理への情熱や工夫を取り上げ、魅力ある給食作りの情報を広く伝えている。

書籍化には、インターネットによる影響力があった。同区の学校給食献立は、昨年9月から、日本最大の料理レシピサイト「クックパッド」に掲載されている。これが大好評。保護者からは、給食献立を家で作りたいとの要望、同区教委教育長からは、レシピ本作成の後押しを受けた。

こうして、『おうちで食べたい給食ごはん』が実現した。

同区では、和食と米飯献立を中心にした給食に力を注いでいる。食物繊維を補う「麦ご飯」とそれに合ったおかずの配慮など、日本の伝統的な食文化を大切にしている。よもぎ餅などの行事食や沖縄県の「イナムドゥチ」など郷土料理も。

「国内産食材の日」を設定し、食材について学ぶ機会も大切にしている。

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