チェックシート生かし環境保全 横浜市でこどもエコ活

「こども『エコ活。』大作戦!2016」のチェックシート
「こども『エコ活。』大作戦!2016」のチェックシート

横浜市は、市内企業の協賛を得ながら、夏休み中に、市立小学校3~6年生がエコライフ・チェックシートを使って環境保全活動に取り組む「こども『エコ活。』大作戦!2016」を行う。シートには、省エネや生物多様性を押さえた7つのチェック項目を用意。児童は各項目を意識しながら夏休みを過ごし、行動結果を記録する。支援企業の協賛金は、フィリピンの植樹や東日本大震災で被災した宮城県の海岸林再生に役立てられる。

「大作戦」では、夏休み期間中、児童に同シートのチェック項目を意識させながら、環境保全に向けた生活や行動力を高めていくのを目指す。項目は、①使っていない家電のスイッチを切ったり、コンセントをぬいたりしよう②夏をすずしく過ごす工夫をしよう③横浜でつくられた農畜産物を知ろう④森や水辺に出かけ、生き物や植物をさがそう⑤木や花などの緑を育てよう⑥ご飯を食べ残さないようにしよう⑦古紙とプラスチック製容器包装をきちんと分別しよう――の7つ。「生物多様性」を問う項目も設ける。

夏休み開始直後に全項目を読んで意識を高めた上で、休み中に実践に挑戦。休みの終わりにどれだけ実践できたかを、▽よくできた▽まあまあできた▽できなかった――の別にチェックする。

一連の取り組みは、横浜市環境保全協会や横浜商工会議所などの賛同企業が協賛金を提供。児童の活動と連動しながら、国内外の環境保全活動に役立てられる。

今年度は、同シートにプロ野球の横浜DeNAベイスターズの関根大気選手が登場。児童を応援する。新たな支援金活用策として、国連WFP協会の協力で、フィリピン・ミンダナオ島での苗畑作りやマングローブ植樹などの環境保全活動も行われる。

また(公財)オイスカの支援で東日本大震災被災地の宮城県名取市での海岸林再生も推進。オリンピックイヤーの平成32年までに約50万本の育苗や植栽に生かされる。

23年度から5年間の同活動と支援金活用では、タジキスタン共和国の学校に果樹を植える活動を実施。204校に11万2千本の植樹を実現し、子どもたちが果実を食べたり、給食室設備の経費に役立てたりした。「大作戦」は、16年度から行われている。

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