友達親子は増加 でも子どもを理解している自信は低め

「親子の関係についての意識と実態」調査で、親子関係が良好と考えている親は父親が87.1%、母親が92.2%。子どもからみて、父親との関係が良好であるとの回答は77.9%、母親に対しては90.9%だった。一方で、子ども理解については、「自信がない」という父親が36.4%、母親が22.4%だった。

調査は、㈱明治安田生命生活福祉研究所と㈱きんざいが共同で実施。全国の親子を対象に、親世代(35~59歳の男女で、中学生から29歳までの子がいる親)1万人と、子ども世代(15~29歳の未婚男女で高校・専門・大学・社会人)6千人にウェブアンケートを行った。期間は3月16日から23日まで。親調査で9715人、子調査で5803人から回答を得た。

それによれば、「不満や悩み事の相談相手」については親(子どもと同年齢の頃を回想)も子どもも、男性は「相談相手はいない」が最も多かった(親41.5%、子ども37.0%)。同様に女性では親も子ども共に「友人」がが一番多い(親48.2%、子ども34.2%)。次いで「母親」(親11.8%、子ども28.5%)。母親を相談相手としているのが親世代よりも現代の子どもの方が16.7ポイント高い。「友達親子」と称される母と娘の距離感が近くなっているのがうかがえる。

父親から「ほめられることが多かった」は、男性は親が9.9%、子どもは8.0ポイント高く17.9%。これは母親に対しでも同様で、親が子どもの頃と比較すると、現在は褒めるのを重視する親が多くなっている実態がうかがえる。

子どもの進学について、高校生に卒業後の進路を訪ねたところ、「国内の大学・短大に進学希望」が65.5%。親が子どもに対して最終学歴を大卒と希望するのは、息子に対して71.7%、娘に対しては67.6%。親が大卒以上の場合、子どもにも大卒以上の学歴を希望する割合が高かった。

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