北陸3県が首都圏に修学旅行誘致 魅力あるプラン説明

素晴らしい自然や歴史を生かした旅行が可能とアピール
素晴らしい自然や歴史を生かした旅行が可能とアピール

福井、石川、富山の3県とJR西日本金沢支社、北陸経済連合会は、連携して首都圏の学校に北陸への修学旅行を誘致するフェアを7月26日、都内で開いた。北陸3県の事業者が、教育効果が高い自然や伝統文化などを生かした各種モデルコースを提案。首都圏旅行会社の教育旅行担当者と懇談しながら、それぞれの地域が持つプログラム内容の意義や良さを伝えた。

フェアは、昨春の北陸新幹線開業を契機に、首都圏の学校に北陸方面への修学旅行の魅力を伝え、一層の参加を促そうと実施した。3県協働の一体的なPRにするため「北陸3県修学旅行誘致推進プロジェクト」を結成。「都内で観光素材をプレゼンテーションする商談会」「北陸3県の魅力を実際に体験してもらう視察会」を、第一弾の取り組みとした。

この日のプレゼンテーションと商談会には、旅行代理店15社から69人が参加。大型スクリーンに投影された3県の豊かな自然や歴史、伝統文化を生かした旅行プランを見つめた。

提案では、人とのふれあいの機会や旅程を配慮し、▽歴史教育▽自然教育▽博物館、美術館▽ものづくり体験――といったテーマに応じたモデルコースを示した。

石川県の歴史教育を視野に入れた例では、グループ行動でめぐる城下町・金沢市を挙げた。金沢城、兼六園といった名所から、長町武家屋敷跡や武者隠しなどを備えた妙立寺といった歴史的な施設を訪問。地元の高校生ボランティアと行動するプランも組み合わせられるとした。

富山県の自然教育の例では、富山湾に面した氷見市での漁業文化体験を提案。クルーズ船で海越しに立山連峰を眺望し、定置網作業を見学。県の名産の1つ、かまぼこの絵付け作業なども経験できる。数時間内で複数の体験プランが実施できる点もアピールした。

福井県のものづくり体験では、鯖江、越前の両市をめぐり、漆器や和紙づくりなどの伝統工芸を学ぶプログラムを示した。各種工芸の歴史を学びながら作成も経験。1500年の歴史がある越前和紙の紙すきをして卒業証書を作るメニューも可能などと話した。

各県の事業者と旅行代理店との直接交流では、「児童生徒数を考慮した宿泊施設の確保」「学校の教育ニーズに応じた多様なプログラム内容」などについて熱心な質疑応答が繰り広げられていた。

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