SDGsをユネスコスクールの評価基準に 国内委員会

さまざまな意見交換がされたユネスコ国内委員
さまざまな意見交換がされたユネスコ国内委員

ユネスコ国内委員が7月29日、都内で開かれた。昨年9月に国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)について議論が交わされた。有識者からは、この項目を「ユネスコスクールを評価していく基準にしたらどうか」などの声が聞かれた。

SDGsは、先進国を含む国際社会の開発目標。これには、2030年を期限とする包括的な目標として教育や貧困、飢餓など17項目が掲げられている。この目標は2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)が基になっている。

委員の自由討論では、及川幸彦気仙沼ユネスコ協会理事が「ユネスコスクールの評価の在り方にSDGsを活用してはどうか」との提案があった。さらに「SGDsための教育を再構築する必要があるのではないか」とも語っていた。

難民問題に言及した委員もいた。長有紀枝認定NPO法人難民を助ける会理事長はSDGsにある「教育」にふれ、「すべての人に教育を確保するとうたっているのであれば、難民を留学生として受け入れる必要がある」と訴えた。

ほかの委員からは、活性化のためにユネスコスクール同士の交流する機会を設けてほしいとの要望もあった。

このほかトルコのイスタンブールで開かれていたユネスコの世界遺産委員会で、国立西洋美術館(東京都台東区)を含む「ル・コルビュジエの建築作品」が、世界文化遺産に登録されると報告された。

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