学習支援や食事提供 長野県が子どもの居場所づくりで

長野県は、一人親家庭などの小・中学生支援として、学習サポートや食事提供などで家庭機能を補完する「子どもの居場所」を同県松本市と飯田市に、7月末と8月初旬に開設する。子どもたちが地域の人との温かなつながりを築き、困難を乗り越えて自立する力を育むのを目指す。

居場所は、同県と県内のNPO法人が協働して運営する。一人親家庭や子どもだけで過ごす状況が多い家庭環境の小・中学生を対象に、学習支援や食事提供、悩み相談などを包括的に行う。開所に際しては、自立に向けた学びの機会、いつでも勉強を教えてくれる人がいる場の要望など、困難を抱える子どもたちの声を取り入れた。

食事提供のための食料確保は、食品製造業者やスーパーなどの在庫商品、家庭に眠っている食材を寄贈してもらう。学習支援や悩み相談は、地域のNPO、町会や自治会、大学のボランティアなどが連携して担う。

松本市は、7月28日から、並柳地区の並柳団地集会所で毎週2回、水曜日と土曜日に開設する。夏休み期間中には週2~3回の開設を予定している。飯田市では、8月1日から松尾地区の松尾公民館と勤労青少年ホームで第1、3週の月曜日と第2、4週の土曜日に開設する。夏休み中には週に1~2回の開設を予定。両市共に各回で30人程度の子どもを受け入れる。

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