5視点踏まえ事例集作成 宮城県が算数・数学力定着で

「ステップ・アップ5(ファイブ)事例集」から「単位量あたりの大きさ」の例
「ステップ・アップ5(ファイブ)事例集」

宮城県教委は、県内児童生徒の算数・数学の確かな学力定着に向け、リーフレット「ステップ・アップ5(ファイブ)事例集」(8ページ)を作成。8月中に県内全公立小・中学校に配布する。▽意欲を高める学習課題の提示▽考えを広め深める学び合いの工夫▽ねらいに即した適用問題の設定▽家庭学習の質を高める▽算数・数学科経営の質を高める――の5点に着目。先導研究校の実践6事例と、算数・数学科経営の質を高める学校全体としての教科部会の充実策を収録した。

意欲を高める学習課題では、小学校5年生の単元「単位量あたりの大きさ」の例を掲載。修学旅行の部屋割りを想定し、▽6畳に9人▽5畳に8人▽9畳に14人――の部屋に座る体験を通して「こみ具合」を実感を伴って捉えさせ、単元全体の学びの意欲を向上させるアイデアを提示。

考えを広め深める学び合いの工夫では、中学校の学習過程に学び合いを取り入れた例を挙げる。2年生の単元「平行と合同」では、多角形の内角の和の求め方を、多様な方法で考える展開例を示す。「三角形の内角の和は180度」など既習事項の確認を押さえながら、「五角形の内角の和の求め方を考えよう」という課題を提示。この中で、「三角形と四角形に分ける」など多様な考え方に気づかせたいとする。

考えを深め広げる場面では、「三十二角形の内角の和を求めよう」という課題を学び合いで考えたいと述べる。この場面では、自力解決課題を必ず設定し、個々の課題に向き合わせる点を大事にしたいとする。個人で解決ができなくても、集団の学び合いで全員が課題を克服していく展開を目指したいなどと説明する。

カラー刷りの一覧表示解説のため分かりやすく、授業改善に生かしやすい。

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