全員活躍の体育でクラスづくり 学級経営研究会で報告

実演を通して実践を説明
実演を通して実践を説明

全国学級経営研究会、東京都小学校学級研究会は「生きる力を育む学級経営」を主題にした夏季研究会を8月5日、東京都練馬区の区立区民産業プラザで開いた。副主題「学びを深め合う学級集団づくり」のもと、3分科会で実践報告と協議を行った。

東京都練馬区立大泉第三小学校は、学級経営につながる体育学習について報告。4年生体育科のキャッチバレーボールを通して、学級内の相互理解とチームワークを深めた経緯を説明した。

同校では、どの児童も楽しめるこの球技を活用し、児童同士が関わりながら互いの良さに気づき、認め合う力を育もうとした。児童が全員参加で活躍できるよう、自分たちでルールづくりや役割分担を決めた。

最初のルールには、▽全メンバーがボールに触れる▽3人でトスを回す▽サーブは両チーム交代で行う――などを設定。チーム編成はキャプテンと教師が話し合いながら、全チーム力が均等になるよう工夫した。

プレー中には定期的な作戦会議も実施。カードを使って作戦や動きを記述し、全メンバーの学び合いと互いの良さや課題を確認する機会とした。プレー終了後は、勝敗だけでなく、チームでの協力や励ましの状況を振り返り、各自の認め合いや動きの改善などにつなげた。

一連の取り組みで、メンバー間の親しみと信頼感が高まり、より高いレベルを求めたルールへと改変するなど、プレーへの向上心にもつながっていると報告した。そんな児童の姿勢や行動は、より良い学級経営や教科学習にも波及したとも。

「Q-U調査を活用した学級経営」「オーストラリアの小学校から見える日本の学級経営」などの実践報告もあった。

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