アクティブ・ラーニングの視点で 国語科授業づくり

国語科の授業づくりについて語る中村准教授
国語科の授業づくりについて語る中村准教授

東京学芸大学で8月17日、「次期学習指導要領について―資質・能力ベースの国語科の授業づくりに向けて―」をテーマにした講演が行われた。同学の中村和弘准教授が登壇。小・中学校の教員が参加した。

同准教授は「言葉を一番学べるのは国語」とし、国語科の学習で大切にすべき内容を、アクティブ・ラーニングと国語科を結びつけて話した。

アクティブ・ラーニングでは、①主体的な学び②対話的な学び③深い学び――の3つの視点が必要とされている。

同准教授は、この3つの視点に対して独自の意見を述べた。

①では「国語の学習課題について、本当に子どもたちにとっての課題になっているか、内容を見直す必要がある」とした。

②では「子どもたちがフォロアーとして互いの考えを支え合える関係を築いていけるような雰囲気づくりが大切」と述べた。

③については「言葉の意味や解釈などで新たな発見をし、従来の考えが更新されていくべきである」とした。

また現行の学習指導要領の「読むこと」の内容にふれ、「事実と筆者の意見の違いを意識し、内容に対して自分の考えを持つ大切さを子どもたちに伝える必要がある」と述べた。

カリキュラム・マネジメントについては、「国語科が中心となり、他教科等と連携して言語能力の向上を図っていく必要がある」とした。

同講演は、同学で行われた「国語科授業づくりのこれから―小学校・中学校の授業実践の工夫―」の講座の1つ。他にも「国語科授業実践の工夫についてのワークショップ」をテーマにした、浅井哲司神奈川県厚木市立依知中学校教諭による実践も実施された。

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