第2次補正閣議決定 文科省は総額3574億円を追加

政府は8月24日の臨時閣議で、平成28年度第2次補正予算案を閣議決定した。文科省は総額3574億円を追加する。学校のトイレ改修やバリアフリー化などの環境整備に2024億円と大半を投じる。さらに佐賀県教委の情報漏えい事案を受けて、学校のセキュリティ強化に1億円、熊本地震の復興関連に463億円をそれぞれ充てる。

学校施設の環境整備では、公立学校の防災機能を強化するために、校舎の耐震化・老朽化対策を行うほか、トイレの洋式化も進める。また国立大学や私立学校の耐震対策にも予算を充てる。

学校のセキュリティ対策では、教員の情報セキュリティ意識向上のための教員研修を開く。教委やベンダー向けのセミナーも実施する。校務系や学習系サーバーの管理方法などについて指導する。セキュリティ対策を万全にすることで、学校内の無線LANの導入を加速させるねらいがある。現在、無線LANを利用できる小・中・高校の教室は24%に留まっている。

放課後児童クラブと放課後教室の一体型を推進するために10億円を計上。学習支援のためにタブレット端末やパソコン、教育アプリなどの購入費用に充てる。

希望出生率1.8を目指して、認定こども園の施設整備に86億円を投じる。

来年度導入予定の所得返還型奨学金制度のシステム整備に28億円を計上。

熊本地震の復興にも注力する。被災した学校施設の復旧に422億円、被災児童の就学支援や大学授業料の減免措置に41億円を充てる。

このほか2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催準備や科学技術の予算も盛り込まれている。

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