LINEで小・中学生に早寝呼びかける 大阪市淀川区

学校の長期休みは、ついつい夜更かしして生活習慣が乱れがち。友だち同士が夜間、スマホでやりとりすると、夢中になって睡眠時間は短くなる。大阪市淀川区は、小・中学生がそうならないように、ユニークな取り組みをこの夏休みに続けてきた。

オリジナルキャラクター「がんこおやじ夢さん」の画像付きで、スマホの使用を切り上げて寝ようと、「はよねんかい!!!」「サーセン 自分もう寝ます」などといったメッセージを、LINEで配信する。

配信は平日午後9時。同区内の小・中学校全17校の児童生徒が対象。同区役所を「お友だち登録」すると、送られてくる。

午後9時としたのは、同区が子どもたちの就寝時間の目安として設けている「すいみんのオキテ」によった。「オキテ」では、就学前と小学校低学年は午後9時、中学年は9時半、高学年は10時、中学校1、2年生は11時「までにはネル!」としている。そこで、目安の時間として午後9時を設定し、睡眠時間の確保について注意を喚起する。

また「ゲーム携帯スマホのオキテ」もあり、小学生は午後9時以降、中学生は午後10時以降、ゲーム機・携帯・スマホなどに触らない(保護者等へ連絡する場合を除く)としている。

同区がこうした睡眠時間について施策を講じるきっかけとなったのは、保護者からの声。現代の子どもたちの身の回りには、睡眠を阻害するものがあふれているので、家庭と学校が問題意識を共有しながら、睡眠習慣改善のための対策について検討してきた。

今年度からは、各小・中学校で生活改善カードや、講演会などの睡眠習慣改善の取り組みを行っている。

また大阪市立大学と協定を結び、各校でアンケートを実施。11月上旬に結果をフィードバックし、各校でさらなる改善を図る予定。

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