埼玉の16歳少年殺害事件 「命の重さ見つめ直して」と教育長ら

報道各社に送られた市長と教育長のコメント
報道各社に送られた市長と教育長のコメント

埼玉県東松山市の河川敷で同県吉見町の井上翼さん(16)が遺体で発見された事件で、殺害に関与した少年5人が逮捕された。このなかには中学生3人が含まれている。

これを受けて東松山市の森田光一市長と中村幸一教育長が8月26日、それぞれコメントを寄せた。また文科省は同日、学校の対応について調べるために、同県教委に職員2人を派遣した。

同市内の中学校3年生2人が逮捕されたのを受け、森田市長は「中学生が関わっているのは大変遺憾だ」として「子どもたちには『命』の重さや大切さを見つめ直してほしい」と訴えた。

中村教育長は「大きな衝撃を受けている」とし、不安を感じている生徒には心のケアを進めていくとした。

文科省は児童生徒課の生徒指導室長と専門官1人を派遣した。少年たちのトラブルについて、学校がどのように対応したのか、事実把握をする。逮捕された容疑者が通っている中学校には、他の生徒に動揺が広がらないよう、スクールカウンセラーの派遣などを検討する。

8月23日、同市下唐子(しもがらこ)の都幾(とき)川河川敷で、井上さんの遺体が下半身や上半身の左側が埋まった状態で発見された。24日には、事件に関与したと思われる無職少年(16)が、保護者に伴われて東松山署に出頭し、逮捕された。

警察の発表によると、新たに逮捕されたのは、▽東松山市の無職少年(17)▽同市の中学校3年生(15)▽同校3年生(14)▽同県川越市の中学校3年生(15)の4少年。

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