年内答申に向け議論 審議まとめ案が大筋で了承

審議まとめ案について意見が出た
審議まとめ案について意見が出た

中教審初中教育分科会教育課程部会は8月26日、文科省で第98回会合を開いた。「次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議のまとめ案」が大筋で了承された。同部会で出た意見を基に文言等修正を行い、9月に開催される中教審の総会や、初中教育分科会に報告。年内の答申を目指す。

同部会では、8月1日に出された審議まとめ案から、教員らが理解しやすいよう細かい文言等の修正や項目の順番を変更したものが事務局から提示された。

委員からの意見が多っかたのは「実施するために何が必要か―学習指導要領等の理念を実現するために必要な方策―」の部分。ここには、▽教員の資質・能力の向上▽指導体制の整備・充実▽教材や教育環境の整備・充実――などについて記述されている。

天笠茂千葉大学教育学部教授は「家庭や地域との連携が大切」と述べた。

他の委員からは「優れた教員の確保や教員定数の改善を強く訴えていきたい」「より良い教科書を作っていくのも大切ではないか」との声が聞かれた。

「カリキュラム・マネジメント」については、「校長のリーダーシップについて、踏み込んで記述する必要がある」との意見が出た。

同案は、同部会で出された意見を基に、部会長を務める白梅学園大学子ども学部の無藤隆教授と事務局とで文言等修正を行い、取りまとめていく方向で、委員らから了承を得た。

関連記事