五輪東京大会に向け「学習ノート」 先の世代に記憶と記録つなぐ

オリパラを先の世代につなぐ「学習ノート」
オリパラを先の世代につなぐ「学習ノート」

東京都教委は、「オリンピック・パラリンピック学習ノート」を、都内全公立小学校の4年生以上の児童生徒に配布すると公表した。学校で展開しているオリパラ教育をより良いものにするために、2020年の東京大会開催まで継続して使用できるようにした。配布は9月上旬以降。リオ大会の全日程が終了後に使用を開始する。

オリパラ・イヤーの2020年に向けて、学んだり体験したりした記憶を、記録としてその先の世代に語り継ぎ、手渡していくのがねらい。

ノートには、東京大会で、▽ボランティアとして関わる▽交流国の人にお茶を点てる▽ごみのないきれいな環境づくりをする――などの各自の目標を書く。

また▽五輪の精神をお年寄りとの交流を通して学んだといった学習や体験の記録▽五輪関連行事に参加したなどといったダイアリー▽競技種目調べ――などが書き込みができる。

自由ノート欄には、記念スタンプを押したり、新聞記事や写真などを貼り付けたりして、貴重な経験を成長につなげられるようにした。

都は、毎年11月の第一土曜日を「東京都教育の日」としている。これに当たる11月5日の今年度のテーマを「オリンピック・パラリンピック教育の推進~ボランティアマインドの醸成」とした。社会貢献や他者への配慮の大切さを、子どもたちに周知していく。

この日の午後1時から5時まで、都庁第一本庁舎で、オリパラ教育推進校となっている小・中・高・特支校が、取り組みを発表する。また五輪大会でのボランティア活動についてパネルディスカッションが行われ、リオ大会の実情などが報告される。

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