自殺予防週間9月10日から 文科省が対策呼び掛け通知

平成28年度「自殺予防週間」が9月10日から16日まで実施されるのを受けて、文科省は8月26日、同週間を周知するよう、全国の都道府県・指令指定都市教委などに通知を発出した。

夏休み明けの9月1日に子どもたちの自殺者が多い傾向もあり、同省は積極的な自殺対策を呼び掛けている。

通知によれば、18歳以上の自殺は、8月下旬から9月上旬の夏休み明け前後に多い現状を指摘。既に7月8日付で同内容を明記した通知を再確認し、自殺予防に向けて積極的に取り組むよう促している。また児童生徒を対象にした「24時間子供SOSダイヤル」(0120-0-78310)なども記載されている。

内閣府が作成した「平成26年度自殺対策白書」では、18歳以下の子どもたちの自殺について、過去40年間の日別で人数を分析している。これによれば、夏休み明けの9月1日の131人をピークに、9月2日は94人、8月31日は92人で、夏休み明け前後に増える傾向がみられた。

青森県ではこの夏休みの間、8月19日に中学校1年生男子、25日に中学校2年生女子が、自ら命を絶った。

同週間は、今年4月1日に施行された自殺対策基本法の一部を改正する法律を基に行われる。同法では、国や地方公共団体が、自殺予防に関する啓発活動を広く展開するとしている。

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