中学校区ごとにいじめ撲滅策を協議 横浜子ども会議で

地域で力を結集する学びも目指した
地域で力を結集する学びも目指した

横浜市教委は、いじめ撲滅策を話し合う第4回「横浜子ども会議」を開催。市内の全市立小・中学校の代表児童生徒が集い、各区の中学校ブロックごとに、8月末から実施している。

今年度の協議テーマは「だれもが安心して生活できる いじめがない子ども社会をつくろう」。市内全18区ごとに、公立全小・中・高校、特別支援学校などの代表児童生徒が参加。地域に応じた課題を共有し、話し合った。各中学校区で協議を深めながら、地域の小・中学校が連携する一貫教育の推進と充実も目指す。

保土ケ谷区では8月31日に、同区の西部学校教育事務所で行われた。区内の代表児童生徒30人と公立高校生2人が参加。7つの中学校ブロックごとにグループを作り、自校の取り組みを話しながら、各自の新たな活動へのヒントを探った。

西谷中学校ブロックでは、同中学校と市沢小学校などの代表が協議。校門前の朝のあいさつ運動や相互に関わりを深める集会などを説明し合った。一層の活動改善に向けて「たくさんの人と話すのが大切」「相手の良いところを探すようにする」などの意見を示した。

アイデアをまとめたポスターを張り出し、他の中学校区から意見ももらった。事例では、「いじめ防止月間を設定し、生徒会役員が朝、校門に立ってあいさつしている。啓発ポスターなどを掲げ、生徒にいじめ問題を意識させる運動も行っている」などと語られ、改善策のヒントとなった。

峯、帷子の両小学校と宮田中学校による同中学校ブロックでは、いじめを見たら注意する、いじめられている・いじめている人にも声を掛けるなどの心得を確認。今後、そのための行動力や相手を思いやる優しい気持ちを高めたいと話した。

具体策では、学校ごとに行動目標を立てたり、いじめ集会を開催したりして、広い呼び掛けや個々ができる取り組みを進めていく点などを確認した。

グループワークや発表は、高校生や中学生がリードし、主体的に進める活動にしていた。異学校、異学年の話し合いを通じて、児童生徒が力を合わせ、より良い生活や人間関係を築く態度や意欲を育むのを目指した。

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