夏休み明けの自殺増で 文科相が子どもたちにエール

「困難な状況でも必ず乗り越えられる」と子どもたちにメッセージを送る松野文科相
「困難な状況でも必ず乗り越えられる」と子どもたちにメッセージを送る松野文科相

夏休み明けに子どもの自殺者が多い傾向について、松野博一文科相は9月2日の閣議後会見で、「たいへん悲惨で悲しい出来事」として、「苦しい状況は必ず乗り越えられる」と子どもたちに向けて呼び掛けた。

松野文科相は、夏休み前の7月8日と、内閣府が進める自殺予防週間(世界自殺予防デーの9月10日に始まり16日まで)前の8月26日の二度にわたり、全国の教委に向けて、児童生徒の自殺予防対策について周知するよう通知を発出したと説明した。

悩みを抱えている子どもたちに向けては「周りの信頼できる友人や親や教師に相談してもらいたい」とメッセージを送った。苦しい現状に関しては「一生続くものではないと伝えたい。必ず乗り越えられ、過去のものになる」と子どもたちを気遣った。

また文科省が実施している「24時間子供SOSダイヤル」を活用してほしいとも。

内閣府による「平成27年版自殺対策白書」によれば、自殺した18歳以下の、過去40年間の日別数で最多だったピークは、夏休み明けの9月1日で、131人に上っていた。

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