絶滅危惧種を発見など 2校が環境教育最優秀賞

(公財)コカ・コーラ教育・環境財団による「第23回コカ・コーラ環境教育賞」の最優秀賞に、活動表彰部門で富山県舟橋村立船橋小学校、次世代支援部門で、宮城県農業高校科学部復興プロジェクトチームが選ばれた。

舟橋小学校は、①校区を流れる用水・川で生物調査を行った結果、絶滅危惧種のトミヨ(トゲウオ科に属する冷水性の淡水魚)を発見②竹鼻用水の環境保全活動③竹鼻用水に隣接する水公園の美化活動を行い、どぶ川と言われていた用水にカワセミが来るほどの成果をあげた――などが評価された。

宮城県農業高校の復興プロジェクトチームは、津波による震災被害を受けた学校の桜を後世に残すために、保存プロジェクトを立ち上げ、新校舎への植樹を目指して活動。その経験を生かして「バラで被災地を変える~目指すはスーパー植物と食物連鎖を利用した環境修復型農業」に取り組んだ。塩害に強く、虫がつきやすいところを利用したバラに目をつけ、中国から伝わったツーリー(刺梨)の栽培の研究を進めている。現在、試験地4カ所で、バラ特有の食物連鎖が誕生したのを確認しているほか、各家庭に、土の分析・診断に基づく植え方をアドバイスしたり、ジャム試食会を行ったりしている。果実に豊富に含まれるビタミンCとポリフェノールの抽出に成功し、商品化も目指している。

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