6割超の国語科教員ら 「文章指導できていない」と悩み

指導ができていない」が6割超で半数を大きく上回った
「指導ができていない」が6割超で半数を大きく上回った

小・中・高校と専門学校の国語科教員らを対象に、日本漢字能力検定協会が行ったアンケートで、「文章指導の重要性は高まっているのに、指導ができていない」との回答が、6割を超えていた。同協会が9月13日に発表した。

アンケートは今年7、8月に、協会の主催イベントに参加した全国の教員ら746人に実施。有効回答者数は691人で、内訳は国語科452人、国語科主任143人、進路指導63人、その他68人だった。

「これまでと比べて文章指導の重要性が高まっていると思いますか」との質問には、「大変高まっている」が47.6%、「やや高まっている」が39.9%で、9割近くが高まっていると答えた。

しかし、「文章指導の状況はいかがですか」との質問には、「十分できている」と答えたのはわずか4人で0.6%、「まあまあできている」は30.2%だったのに対し、「ほとんどできていない」は6.7%、「あまりできていない」は59.0%。合わせて65.7%が「指導ができていない」と考えている実情が浮き彫りになった。

また文章指導についての悩みを聞いた質問(複数回答)では、「文章作成に苦手意識を持つ生徒が多い」が最多の62.5%だったが、「文章指導の時間がとれない」も51.4%で2番目に多く、教員の多忙化が原因になっている点も明らかになった。

他には、「指導の効果測定の方法がわからない」が37.2%、「文章指導の方法がわからない」が32.3%で、ノウハウ不足も悩みのタネとして浮かび上がった。

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