民生委員が学校と連携し防犯活動 登下校の見守りも

県内の優れた取り組みが報告された
県内の優れた取り組みが報告された

埼玉県は、民生委員・児童委員活動の一層の強化発展に向け、今年度の同委員大会を9月15日、さいたま市の市民会館おおみやで開いた。各市の地区協議会で進めている地域の小・中学校と連携した防犯活動や登下校の見守りなどの取り組みを報告。自主的計画的な活動として表彰された。

(一財)埼玉県民生委員・児童委員協議会から優れた取り組みとして表彰されたのは、県内15地区協議会の活動。

坂戸市中央第一地区の協議会では、委員が地区にある小・中学校の入学式や卒業式など学校行事に参加。学校との連絡協議会で交流を深めながら、地域連携による教育体制と推進を実現している。

高齢化が進む吉見町の協議会は、同協議会児童福祉部会が地域の小・中学校への訪問を積極的に実施している。そこでの取り組み結果を定例会で報告し、地域協働の教育を深化させている。

川越市芳野地区の協議会では、小・中学校と連携した地域防犯活動を展開。狭山市奥富地区の協議会は、委員が小学校の登下校で見守りなどを担い、子供たちの健全育成を強く応援している。

これらの実践を、同県の上田清司知事がたたえた。少子高齢化が進展する中で、同委員の地域に根ざした支援や活動が、一層必要性を増すと強調した。

また「障害とともに地域で生きるとは」と題した狭山市障害者団体連絡会の苅谷浩三代表世話人の講演もあった。同氏は電撃性紫斑病という難病で、突然、両手足を失った。身体障がいを抱える人の思いやバリアフリー社会への願いを示した。

車いすを利用する視点からは、「建物や施設内部のバリアフリー化が進む一方、建物や施設へのアプローチ面に課題がある」「施設の専用トイレや駐車場数が少ない。それを使いたいときに、一般の人の無制限な利用で使えない場合が多々ある」などと指摘。多くの人が多様な立場に立って想像力を養う必要性や、共生社会実現への歩みを共に刻みたいと訴えてた。

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