公平軸に現状と課題とらえる ユニセフが世界子供白書

今年の白書は「公平性」がテーマ
今年の白書は「公平性」がテーマ

「2030年の社会と子供たちの未来」のために、わが国は次期学習指導要領を策定しようとしている。だが、世界に目を転じれば、「今、子供たちの公平性に対応しなければ」その年には、1億6700万人の子供たちが極貧の中で暮らす――。

(公財)日本ユニセフ協会このほど、ユニセフ(国連児童基金)がまとめた”The State of the World’s Children 2016″の日本語版「世界子供白書2016~一人ひとりの子どもに公平なチャンスを」(A4変形判、172ページ)を発行した。

「不公平さが何百万人もの子供たちを危険にさらし、世界の未来を脅かしている」との現状認識に立ち、「公平性」を軸に、▽健康と人生のスタート▽機会の創出▽子供の貧困の悪循環を断ち切る▽公平性に至る道筋――について、世界の現状や課題をレポートしている。

「世界が今、公平性に対応しなければ」今年から2030年までの間に、6900万人の5歳未満児が死亡する。6000万人の就学年齢児が学校にいけない。

「2030年の社会と子供たちの未来」に道筋をつけようとするならば、世界が抱えている不公平にも目を向ける必要がある。その基軸となる重要な資料である。国際理解教育や開発教育などを含めたESDの教材や、教材研究の素材ともなる内容が盛り込まれている。

白書は、同協会サイト内からダウンロードできる。

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