親子交流など創設 東京都練馬区がひとり親家庭応援策

ひとり親家庭支援策について語る前川燿男区長
ひとり親家庭支援策について語る前川燿男区長

東京都練馬区は、区内のひとり親家庭を対象にした調査結果を踏まえ、同家庭の生活、就労、子育てを地域全体で応援する仕組みづくりや活動を進める「ひとり親家庭自立応援プロジェクト」を来春からスタートする。

同プロジェクトは、誰でもひとり親になる可能性がある点を見据え、ひとり親の支援と自立を同区の家庭、地域、行政が力を合わせて進めていこうと立ち上げた。

前川燿男区長は、「相談体制を整備し、支援をパッケージ化して同家庭に提供する。生活、就労、子育てを応援し、支援に向けた専門部署を作り、総合窓口を担う。専門人材の配置や土日祝日窓口を開設するなどの施策も着実に進めたい」と、今後の展望を語った。

具体的な応援プログラムは今後検討していくが、来訪しやすい相談窓口を工夫し、ひとり親を支援につなげる仕組みを実現する。そのために、▽支援専管部署の創設▽総合相談窓口の設置▽キャリアカウンセラーやファイナンシャルプランナーなど専門人材の配置▽相談対応時間や方法を拡大▽支援事業の周知強化――などの方向性を重んじる。

▽生活▽就労▽子育て――ごとの応援策も配慮し、充実させる。子育て支援では、調査で明らかになった「子どもの進学、教育、しつけ、親子間のコミュニケーション不足」などの課題克服に向けて、親子交流や子どもの学習、悩み相談機会の創設や実施を図る予定。

一連の施策は、同区内で児童育成手当を受給するひとり親家庭約6千世帯のニーズ調査の結果が生かされている。

あなたへのお薦め

 
特集