ネットの安全利用で協議会発足 名誉侵害など防ぐ

ネット社会の健全な発展のため連絡協議会が発足
ネット社会の健全な発展に向けた連絡協議が発足

インターネットの安全安心な利用の促進を目指す「ネット社会の健全な発展に向けた連絡協議会」の発足式が10月5日、都内で開かれた。青少年や保護者のネットリテラシーに関するパネルディスカッションなどが行われた。

同連絡協議会は、ネット上での名誉毀損やプライバシー侵害、差別的な表現などで他人を傷つけるような情報発信が行われないよう啓発活動を行うために設立された。

今後の取り組みとしては、今年10月から11月までに「秋の一斉行動キャンペーン」を実施する。関係各所にポスターを掲示するほか、青少年の情報モラル教育などについて討論会を開催する。

発足式で、別所直哉同協議会代表世話人((一社)セーファーインターネット協会会長)は「他人を不当に傷つける情報発信をしないよう、メッセージを伝えていきたい」と訴えた。

続いて「保護者のネットリテラシー」などについてパネルディスカッションが開かれた。

はじめにコーディネーターを務める森亮二弁護士が保護者のネットリテラシーを高めるために「ICTについて詳しい保護者にさらに知識を蓄えてもらい、地域や学校で啓発活動をしてもらえれば」と提案した。

子どもたちのインターネット利用について考える研究会の井島信枝氏は「保護者同士でコミュニケーションをとり、情報交換をしたり、子供たちで話し合ったりしてはどうか」と話す。

教員の負担軽減を考えて、教材の有効利用を訴えた総務省の湯本博信消費行政第二課長は、「核となる人物がいればよい」と同調した。

このほか、お茶の水女子大学の坂元彰教授が、ネットトラブルの現状と、その対策について基調講演を行った。

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