ICT活用で合理的配慮 障害にかかわらず一緒に学べる

教育現場でのICT活用について講演を行った
教育現場でのICT活用について講演を行った

株式会社ACCESSと東京書籍株式会社が共催するICT教育セミナーが10月5日、都内で開催された。教育のICT活用に携わる関係者120人が参加。教育情報化の動向やデジタル教科書・教材の役割などについての講演が行われた。ICT教育サービスの方向性や最新のデジタル教科書の紹介もあった。

登壇した田中良広国立特別支援教育総合研究所情報・支援部総括研究員は、教育において求められる合理的配慮とICT活用の可能性について語った。障害のある子供たちへのICT活用によって、子供たちは、文字を記述しなくてもキーボードによって文字の入力ができるようになる。また教科書のページめくりが不要になる他、ふりがなが振られた本文の提示も行える。

同総括研究員は「合理的な配慮としてICT活用を行うと、障害のある子もない子も、同じ学級で学べる」と話した。

中川哲日本マイクロソフト株式会社業務執行役員は、教育にICTをどう使っていくのかとの視点から話した。ICT教材は視覚と聴覚のどちらの学習にも対応できる。子供たちが自分に合った学習方法を選択できる。また学習履歴データの取得が可能となり、データをベースに客観的な個別学習指導ができる。

同業務執行役員は「学習内容を、目で見る方が理解しやすい子供もいれば、耳で聞く方が良い子供もいる。学習方法の選択肢は多い方が良い」と述べた。プログラミング教育では、コンピューターの理解が重要とも。

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