スマホトラブル防止で保護者向け講座 ルール作り促す

さいたま市教委は、市内公立学校の保護者を対象に「親! おや? なるほどだねット出前講座」を開設している。児童生徒が携帯電話やスマートフォンによるトラブルに巻き込まれるのを防ぎ、安全なネット利用を家庭で啓発・指導するのがねらい。

同市では、児童生徒のスマホ所持率やネットトラブルが年々増加。27年度には、中学校2年生の50.6%がスマホを所持しており、48.4%がネットトラブルを経験していた。

そんな状況を受け、講座では、有害サイトへのアクセスを制限するフィルタリングサービスの利用や、家庭でのルール作りなどを実践的に学ぶ。

講師を務めるのは同市教委の指導主事。「さいたま市学習状況調査」「児童生徒の携帯電話利用等に関する調査」などの結果を踏まえ、各学校や地域に応じた情報提供や助言を行う。

講座は、①基礎知識の講義・参加者との対話を中心とした30分コース②参加者同士の情報交換・実際にルール作りを体験する60分コース③動画を活用したワークショップ形式の120分コース――の3種類。参加者の要望や地域の実情、講座の形態に応じて選択できる。

出前講座実施の希望については、今年6月から募集が始まっている。すでに市内小学校と公民館の3会場で実施。同市教委の担当者は「これから子供にスマホを買い与えようとしている保護者からは、その際の注意点を学べた、安全な利用のための理解に役立ったなどといった声が多く聞かれた。対話型の講座で、保護者同士の情報交換の場ともなっている」と話す。

講座実施を希望する場合は、同市立教育研究所にEメール(kenkyujo@saitama-city.ed.jp)か、同研究所サイトから申込票をダウンロードし、必要事項を記入してファクス(048-838-0888)で申し込む。

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