「勉強は優しくなるため」 先生からの忘れられぬ言葉展

文科省情報ひろばラウンジの「先生のコトバ展」
文科省情報ひろばラウンジの「先生のコトバ展」

誰にでもあるだろう、先生からの忘れられない言葉――。そんな言葉を一般から募り、パネル展示した「先生のコトバ展」が、東京都渋谷区の恵比寿ガーデンプレイス・グラススクエアで、10月10日まで開かれている。同展は、文科省の情報ひろばラウンジで、10月7日までの3日間にわたり、開催されていた。

「あなたの天真爛漫さは、武器です」(24歳・女性)。「死ぬ気でやろう、死なないから」(19歳・男性)。「先生はお前が決めた事なら全力で応援する」(18歳・女性)。

「なんのために勉強するか、わかるか。優しくなるためだよ」(27歳・女性)。「俺も信頼してるもん、お前のこと」(19歳・男性)。「お前は一生、俺の生徒だ」(19歳・男性)。「逃げ道を作るのをやめなさい」(18歳・女性)。「前へ」(50歳・男性)。

下は18歳の女性から、上は53歳の男性まで、その人にとって忘れられない約50の「先生からの言葉」を、インターネットで集めてパネルにした。文科省のラウンジには約20パネル、恵比寿ガーデンプレイスには約30パネルを展示。

その言葉をかけられた「元生徒」の、その言葉への思いも書かれている。天真爛漫さをほめられた女性は「初めて自分の良さに気付けて、自分のことが少し好きになった」。俺も信頼していると言われた男性は「この言葉は僕のターニングポイント。ここで自信が持てた。先生との出会いは本当に自分の人生を変えてくれた」と振り返っている。

同展は、ユネスコが制定する「世界教師の日」(10月5日)を日本でも普及させようと取り組んでいる(一社)「教師の日」普及委員会が主催。同委員会では「他国には先生に感謝する日があるのを、一般に知ってもらいたい。先生のモチベーションを上げる一助になればと活動している。『教師の日』が日本でも制定されるよう、大きな動きになっていけば」と話している。

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