熊本地震で要支援児童生徒新たに400人弱 第4回調査

熊本市教委はこのほど、熊本地震によってカウンセリングが必要となった児童生徒に関する、第4回学校調査の結果を発表した。400人弱が、新たにカウンセリングが必要となっていた。

調査は、同市立の全小・中学校の児童4万791人と生徒2万248人の、合わせて6万1039人が対象。期間は9月5日から21日まで。

それによれば、今調査でカウンセリングが必要と思われるのは828人。児童624人、生徒204人で、全体のおよそ1.4%を占める。このうち、新たにカウンセリングが必要となったのは396人で、児童312人、生徒84人だった。

カウンセリングが必要と思われる子どもは、第1回調査(5月)から第3回調査(7月)までの2カ月間では、2143人から1159人と、大幅に減少した。しかし、第3回から今調査までは、それ以前に比べて顕著な変化が見られなかった。

同教委は「心の傷には個人差があり、全てが初期に出てくるわけではない。これまで内在化していたものが、時間が経つにつれて顕在化する場合もある。カウンセリングが必要な子どもをゼロにするのが目標ではない。学校だけでは対応できないので、専門家の支援によって心の傷を深くしないよう配慮していく。それが重要だ」という。

現在、同市には、県外からカウンセラー15人が派遣されている。同市で活動する30人と合わせて、45人が各校を週1度、巡回してきた。ただ、県外からの15人の活動は今週、10月第1週まで。以降は30人体制で巡回する。

同調査は、学校単位で人数を集計するため、要カウンセリング児童生徒の詳しい状態は、まだわかっていない。7月末時点では、1人で風呂やトイレに行けない、指しゃぶりをするなどが見られていた。

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