児童養護施設の子供に塾での勉強 開倫塾が支援

栃木、群馬、茨城の各県で学習塾を展開する株式会社開倫塾が、児童養護施設に入所している子供たちへの学習支援に乗り出した。子供たちに、塾に通う機会を提供する。

公的措置費で運営される児童養護施設で暮らす子供たちの塾の費用は、中学生は公費で全額助成されている。そのため、中学生は助成で賄える。だが、高校生の助成は1万5千円で、週に2、3回塾に通うと、その金額を超える。同塾は、この超過について、追加負担なく指導を受けられるようにした。助成がない小学生は、全面無償とした。小・中・高校生すべてで、教材費はかからない。

他にも、午後3時半から午後10時まで塾の自習室を開放。漢検・英検・数検の受検対策講座を受講する場合は、受講料を塾が負担する。

同3県にある同塾に通える児童養護施設の子供たちが対象。6月ごろから施設を回り、施設長に説明を続けている。

現在、4施設からの7人が塾で勉強している。

支援を決めたのは、▽同塾が社会教育機関である▽要望の声が多数聞かれた――との理由から。施設長からは感謝の声が寄せられているという。

同塾の高尾初江塾長室室長は取り組みについて「子供たちに格差なく勉強する機会を提供できたら」と話す。

林明夫代表取締役社長は「他の学習塾にもこのような取り組みをしてもらいたい。子供たちに選択肢を」と述べた。

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