体力・運動能力調査 青少年は向上傾向に

10月10日の「体育の日」に合わせてスポーツ庁は、平成27年度体力・運動能力調査の結果を公表した。これによると、男女ともに6歳から体力が向上し、男子は17歳、女子は14歳にピークに達するのが明らかになった。10年度に現行の調査方式になってから、子供はほとんどの年代で運動能力の向上傾向が続いている。

調査は、6歳から79歳までの男女約6万5千に実施した。期間は昨年5月から7月まで。

6歳から11歳までの小学生は、▽握力▽上体起こし▽長座体前屈▽反復横とび▽20メートルシャトルラン(往復持久走)▽50メートル走▽立ち幅跳び▽ソフトボール投げ――の8種目を点数化して測定。中学生から大学生(12歳から19歳)はこれらの種目に持久走に加え、小学生のソフトボール投げをハンドボールに変えて調査した。

青少年全体(6歳から19歳)では、各種の点数が伸びている一方で、男児のソフトボール投げや握力が低下傾向となっていた。11歳男児のソフトボール投げの平均は27.41メートルで、昭和60年の記録と比較すると約7メートル短かった。

また運動部やスポーツクラブに所属しているかどうかと、体力との関係性を調べたところ、所属している方の点数が高い傾向となっていた。6、7歳では部活動などの所属のありとなしによる点数の差は小さい。だが、12歳から19歳になると、差が一層広がる傾向にあった。20歳以降は所属にかかわらず体力が低下しているが、男女ともに、過去に部活動などに所属している者の点数が高い傾向であった。

高齢者については、青少年と同様に、体力の向上が明らかになった。60代後半の女性、70代後半の男女は、合計点が過去最高となった。

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