課題解決学習の教材を開発 アドビが奈良県教委と協働

新たな教育の実現に向け協力を誓う
新たな教育の実現に向け協力を誓う

アドビシステムズ(株)は、奈良県教委およびライフイズテック(株)と連携。協働体制の下で、課題解決型学習教材開発や教師の共同研さんを実現する教員向けコミュニティサイトの提供を、10月11日から開始する。

同サイトは、世界で約31万人の教員が登録する「Adobe Education Exchange」の日本版。そのスタートに際し、両社と同県教委が、今後求められる21世紀型学力育成を見据えて協力体制を結んだ。同県内の全公立高校と全特別支援学校での研究を通じて、同サイトで日本の教育現場のニーズに応じた授業と教材提供、リソースの蓄積や教員研修体制などを構築していく。

アクティブ・ラーニングを行うために、ICTを生かした課題解決学習のアイデアや指導案の保存、共有ができるようにする。創造的な授業実現の研さんの機会として、教員同士のオフライン、オンライン研修や交流の場も設ける。全ての教育機関の教職員や教員志望の学生などが無料でメンバーとして加入できる。

ライフイズテックは、学校や教員の現状を踏まえ、授業案として、画像ソフトを使った文化祭のポスター制作などを提供する。授業案では、▽授業や部活での画像ソフトの利用▽30分で簡単に準備可能▽生徒の創造性が高まる内容――が考慮されている。動画教材や授業プロセスを示したスライドも載せたいとしている。

同県は昨年10月、文科省が公開した教員のICT活用指導力調査結果で、全国最低ランクだった。そのため、学校教育でのICT活用や教員指導力向上に尽力。教職年数に応じた研修の工夫や学校の環境整備を推進してきた。

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