情報共有して就学移行支援 子供の特性記録しチームで

各地の実践から学び合いを深めた
各地の実践から学び合いを深めた

関東地区教育研究所連盟は、第88回研究発表大会を10月7日、神奈川県相模原市の市立総合学習センターと市民会館で開いた。関東地区1都10県の総合教育センター関係者などが参加。各地の実践報告では、3部会で▽就学移行支援▽アクティブ・ラーニングやカリキュラム・マネジメント研修▽子供と向き合う時間を生むための校務支援システム――などを説明。各県参加者と取り組みを共有しながら、学びを深めた。

特別支援教育部会では、相模原市発達障害支援センターなどが報告。情報共有に基づくチーム体制や独自シートを生かした就学移行支援策を解説した。

同センターでは、発達障害児の支援を成長に沿って切れ目なく行うのを目指してツールの作成と活用策を推進。体制整備では、センター内に保健、医療、福祉、教育などの多分野専門職を配置して横のつながりによるチーム支援を実現させている。

シートは記述式のファイルノート。支援を受ける発達障害児と保護者は、双方の視点で同シートに子供の得意、不得意など特性を記載。継続している支援内容などもつづっていく。

就学移行支援では、発達障害児の保護者が、このシート記録を子供の入学する小学校に持っていく流れを作った。学校はシート情報を通じて児童の特性や幼稚園、保育園などでの支援経過をより正確に理解。同センターとも連携して効果的な関わりや指導につなげていく。

同センターは、市教委と青少年相談センターにもシート情報を伝えて状況を共有する。同情報を生かしながら教委の通級指導教室や巡回相談、小学校へのカウンセラー派遣でも連携した支援を展開していると話した。

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