想像する大切さ語る 言葉の優しさを絵本で実感

受講者に読み聞かせについて教授する西代表
受講者に読み聞かせについて教授する西代表

「心を育み 心を癒す」読み聞かせワークショップが10月14日、都内で開催された。メンタルカウンセリングここ和の西真理子代表が講師となり、グループへの読み聞かせ、「わらべうた」や「素話」などについて語った。

同代表は、絵本の読み聞かせの基本を教授。聴き手の目線に本がくるように、聴き手の状態に合わせて立ったり座ったりするのが大事とした。読んでいる人の気持ちは聴き手に伝わりやすい。そのため、読み手は、優しく心を落ちつけて読み聞かせを行う必要があるという。

読み聞かせ後は、感想を聞かず、聴き手の感じる時間を大切にしてほしいとした。「絵本は、聴き手が自分で世界を想像していくのが大切。読み手が絵本の世界を作りすぎず、聴き手の想像に任せていってほしい」と話した。

受講者は、前に出て絵本の読み聞かせを実践。他の受講者からは「聴き手に想像してもらう大切さが分かった」との声が聞かれた。

ワークショップでは、「わらべうた」や「素話」を取り上げた。「わらべうた」は、子供たちの遊びの中で自由に作り替えられ伝わる歌。「素話」は、絵本や紙芝居などの小道具を使わずに本を読み聞かせること。

同代表と受講者は、みんなで輪を作り、手や足を動かしながら「わらべうた」を楽しんだ。

また同代表の「素話」に目を閉じながら耳を傾ける受講者の姿が見られた。

記者の問いかけに同代表は「絵本の読み聞かせによって、自分の気持ちを表現できる言葉を貯めていってほしい。言葉は冷たいものではなく、優しいものだと伝えられる活動を広めていけたら。子供たちには、親だけではなく、地域の人からの読み聞かせでも、温かい言葉を受け取ってもらいたい」と話した。

ワークショップは全3回の2回目。25日に行われる第3回では、おはなし会の開き方の説明や読み聞かせの発表を実施する。

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