暁星中高の飯田校長 傷害事件後の経過を文書で報告

東京都千代田区の私立暁星中学高等学校で10月17日、高校1年生の男子生徒が、同級生や教員をナイフで刺したなどとして逮捕された事件で、同校の飯田雅章校長は翌18日、本紙など報道各社に状況を文書で伝えた。

同文書では、事件が発生した日から18日までの対応として、「昨夜20時より当該学年高校1年の保護者を対象に緊急の保護者会を開きました。また本日は、各学年毎の保護者会を開き、把握している事実関係や今後の対応について説明をいたしました」と説明。

発生時の状況として、「事件が起きた際に担当教諭がその場にいたのか、ということについては、その場におりました。騒ぎが起きた際に対応する中で負傷したという次第です」と述べている。

またいじめの有無については、「約1年前から断続的に本人及び保護者から人間関係の悩みについて相談を受け、その都度対応してまいりました。結果としてこのような事件に及んでしまったことは、職員一同心を痛め反省しているところです」と認めた。

今後の対応として、「明日以降は、登校日とし、生徒の気持ちに寄り添った対応をしていく予定です。中間テストは1週間繰り下げて実施します」としている。

この文書とは別に、和田信之暁星学園事務長は「今回の事件を受けて、本校の生徒たちの中には、現場に居合わせたために精神的な不安を訴える者が多数おります。また、当該学年以外の生徒も、大勢の大人に囲まれ、今回の事件について質問されるなどして動揺しています」として、登下校中のインタビューなどは自粛するよう、各社に要請している。

同校では10月22日に学校見学会を予定していたが、中止するとした。