「すべての教科の基本」 保護者に日本語教育で調査

日本漢字能力検定協会は10月18日、小学生の保護者を対象に行った、児童の日本語・漢字教育に関するアンケートの結果を発表した。日本語・漢字教育について、「すべての教科の基本」「自分の意見を表現する力を持つのは大切」などの意見が寄せられた。

アンケートは今年8月から9月にかけて、イベント会場に来場した保護者527人に実施。有効回答者数(教育に関心があると回答した人数)は516人で、有効回答率は97.9%だった。

「小学生のうちに母国語(日本語)の能力を身につけるのは重要だと思いますか」の問いに、「非常にそう思う」は445人(86.2%)、「ややそう思う」は71人(13.8%)。

「小学生のうちに漢字の能力を身につけることは重要だと思いますか」の問いには、「非常にそう思う」は400人(77.5%)、「ややそう思う」は113人(21.9%)。

「母国語の能力を高めることは子どもの将来にとって重要だと思いますか」の問いでは、「非常にそう思う」は442人(85.7%)、「ややそう思う」73人(14.1%)。

3問とも「あまりそう思わない」は0~3人、「まったくそう思わない」は0人だった。

これら3問の回答について、どうしてそう思ったのかについては、「コミュニケーション力や思考力・判断力・表現力の基礎だから」が最も多く128人、次いで「一般常識や教養だから」が60人だった。

自由記述には、「伝えたいことを誤解なく正しく伝えるため。それができるようになれば、感情を爆発させることなくスムーズなコミュニケーションをとれるはず」「思考力を高めるのには母国語の能力を高める必要があると思うため」「自分の意見を表現する力を持つのは大切だと思うから」「はずかしい言葉を使う社会人になってほしくないから」「母国語はすべての教科の基本となり、必要だと思うから」「英語、第二外国語などは今後の社会で必要かと思うが、まずは基本となる母国語を身につけることが最優先だと思うから」「日本人としてのアイデンティティを築くため」など、保護者としての思いや意見が寄せられた。

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