話を聞いて意見を述べる ALにも生徒指導の観点を

ALと生徒指導との関係について話す藤平総括研究官
ALと生徒指導との関係について話す藤平総括研究官

日本生徒指導学会の第17回大会関東支部会第7回研究会が10月29日、30日の両日、神奈川県茅ヶ崎市の文教大学で開催された。大会テーマは、「響き合う、分かち合う、伝え合う、生徒指導」。

「アクティブ・ラーニングの視点による生徒指導」と題した若い教員向けのワークショップでは、国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センターの藤平敦総括研究官が話題提供者として登壇。

同総括研究官は、アクティブ・ラーニング(AL)を行ううえで、▽子供の主体性のみに委ねてしまう▽指導の型にこだわってしまう――などの懸念があるとし、「これでは活動はあるが学びがなく、意味のある学びにつながらない」と説明。

▽ALとは、特定の学習・指導の型や方法の在り方ではなく、あくまでも授業改善に向けた視点▽ALの視点を踏まえた授業の充実には、生徒指導の観点を踏まえた環境整備が欠かせない――と挙げ、求められているのは、子供の意見に教員が耳を傾けるだけではなく、子供の意見を聞き、他の子供たちがどういう意見を持つのかを導き出す取り組みだと話した。

同ワークショップでは、同総括研究官のほか、杉山正宏神奈川県伊勢原市立竹園小学校校長、林孝之神奈川県平塚市土沢中学校校長が話題提供者を、新井立夫文教大学経営学部准教授がコーディネーターを務めた。

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