SC・SSWの効果的な活用に向け 最終報告案で議論

最終報告案について議論した
最終報告案について議論した

スクールカウンセラー(SC)やスクールソーシャルワーカー(SSW)の今後の役割などの調査研究を行う、文科省の「教育相談等に関する調査研究協力者会議」の第7回会合が10月31日、都内で開催された。

最終報告として取りまとめる「児童生徒の教育相談の充実について」の案について、委員らは意見を出した。事務局は、意見を基に細かい文言修正などを行い、早ければ11月中に次回会合を開催する意向を示した。

同案は、①これまでの教育相談施策の取り組み②活動方針等に関する指針の策定③今後の教育相談体制の在り方④SCおよびSSWの職務内容等⑤学校における教育相談体制の在り方、教育委員会における支援体制の在り方――の5章で構成。SC・SSWに対し、学校教育の知識を有する必要があるとした。

⑤の中の「教育委員会における教育相談体制の在り方」では、▽都道府県教委▽市町村教委▽設置者としての教委――と項目別に在り方を明記。SC・SSWの職務の理解推進に向けた研修の実施や、SC・SSW配置の効果等の検証を求めた。効果の検証では、定例的な評価を行う必要があるとした。評価に関しては、学校や都道府県・市町村での評価など、限定はしていないという。

また、同案には、別紙として、「SCガイドライン(試案)」と「SSWガイドライン(試案)」を盛り込んだ。SCとSSWのより深い理解と効果的な活用のため、▽導入の背景やねらい▽職務内容▽配置形態▽教委における支援体制▽業務遂行に当たり配慮すべき事項――などを記述している。同ガイドラインを基に、各教委が活動方針を作っていけるよう、内容の充実を目指す。

委員らは「保護者との連携や協働が必要。SC・SSWと保護者の相互理解や信頼関係の構築も大切である」「保護者への積極的な支援が必要」などの意見を出した。

あなたへのお薦め

 
特集